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CHANGE AGE 2026~とびきりZENKAIパワー~

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CHANGE AGE 2026~とびきりZENKAIパワー~

日時2026年4月5日
会場東京・後楽園ホール
  • ★大会ハイライト★

  • 樋口和貞が首の故障のため11年4カ月のプロレス人生に幕!「もう少しプロレスを続けたかったです」

     4月5日、東京・後楽園ホールで「CHANGE AGE 2026 ~とびきりZENKAIパワー~」が開催。樋口和貞が首の負傷のため、11年4カ月に及ぶプロレス人生に幕を下ろした。

     団体として定期的に実施している選手の健康診断において、樋口は自覚症状こそないが、第一・第二頚椎の亜脱臼が確認され、医師より「コンタクトスポーツの継続は危険である」との診断が下された。今年1・12品川大会への出場を最後に欠場。その後、樋口本人、医師、団体で今後の現役続行の可能性を慎重に検討、協議してきた。本人は現役続行を希望したが、保存治療等では回復の見込みがなく、手術して固定することは可能だが、手術をしてしまうと、首の動きの制限が出て、コンタクトスポーツや首に強い衝撃がかかる運動はできないとのドクターの判断で、樋口は引退という決断を下した。

     北海道紋別市出身の樋口は大相撲・八角部屋に入門し、2007年に初土俵を踏み、北道山のしこ名で幕下まで昇進したが、2014年に力士を引退しDDTに入門。DDTが立ち上げた若い力が主人公となる新プロジェクト「DDT NEW ATTITUDE」(DNA)の1期生として、同年11月28日、梅田公太戦でデビューし、DNAの主力メンバーとして活躍。2015年5月24日の札幌大会ではデビューからわずか6カ月で「いつでもどこでも挑戦権」を行使して、当時王者だったHARASHIMAの持つKO-D無差別級王座に初挑戦も敗退。2017年よりDDT所属となり、同年5月に入江茂弘とのコンビでキャリア初となるタイトル(KO-Dタッグ王座)を戴冠。2019年12月より坂口征夫とのタッグを始動し、後に赤井沙希も合流して、新ユニット・Eruptionで活動。団体最高峰のKO-D無差別級王座には4度挑戦もベルト奪取はならなかったが、2022年7月3日、「KING OF DDT」初制覇を果たし、空位だった同王座を初戴冠。同月に吉村直巳とタッグを結成し、チーム名をハリマオと命名。後に中津良太、石田有輝が加わった。

     だが、2024年6月より、首のヘルニアのため欠場。昨年3・20後楽園で復帰すると、同年5月25日、「KING OF DDT」で2度目の優勝。同年6月29日、クリス・ブルックスを破り、KO-D無差別級王座を2度目の戴冠。同年8月31日、上野勇希に敗れ王座陥落。今年1月から首の負傷で欠場していた。KO-D無差別級のほか、KO-Dタッグを4度、KO-D6人タッグを4度戴冠。DDTが誇るヘビー級戦士で強さの象徴として活躍してきたが、無念の引退となった。

     試合はできないため、樋口の希望により、メインイベントで「スペシャル6人タッグマッチ~ハリマオラストマッチ」(吉村&中津&石田vs勝俣瞬馬&梅田&岩崎孝樹)の一戦が行われた。DNA1期生の梅田、岩崎、勝俣、中津とは同期生。この一戦をもってハリマオは解散となる。樋口はハリマオのメンバーとして、「with」で登場した。

     敵味方関係なく、樋口への思いを胸に6選手はバチバチの戦いを展開。場外戦で、樋口はこの6選手にチョップを叩き込んだ。15分過ぎ、石田は岩崎に小股すくいスープレックス。勝俣は吉村にフランケンシュタイナーからトペ・コンヒーロを発射。石田が勝俣にぶちかましもカウントは2。石田はセコンドの樋口と固い握手を交わして、魂を受け取ると、渾身の炎掌を叩き込んで先輩・勝俣から3カウントを奪い、ハリマオラストマッチを勝利で飾った。

     引退セレモニーになると、樋口はTシャツを脱いでコスチューム姿となった。まずはハリマオメンバーが花束贈呈。続いてDNA同期生の梅田、岩崎、勝俣が登場。かつてタッグを組んだ石川修司、激闘を繰り広げた火野裕士、若手時代に親交があったKUBITOが花束。そして、樋口にプロレスの指導をしたという“匿名希望”の者からのメッセージが読み上げられた。次に秋山準、HARASHIMA、男色ディーノ、アントーニオ本多、上野勇希、NOAH参戦中の遠藤哲哉が花束。米AEWを主戦場とするKONOSUKE TAKESHITAも駆けつけた。Eruption時代の盟友である坂口さん、赤井さんもリングに上がり、岡谷英樹は樋口から託されたガウンを返した。最後に髙木三四郎が花束を渡し、DDTメンバーが集結して記念撮影を行った。

     マイクを持った樋口は「首のケガでドクターストップ。今日自分はここに力尽き引退します。それに伴い、4人で話し合ってハリマオも解散となります。ホントだったら、もう少しプロレスを続けたかったです。しかし、この診断が下り、いろんなことを考え、この決断はおそらく間違っていないと納得しております。ホントにDDTの皆さまにはお世話になりました。今日花束を渡してくれた方々、それぞれに歴史があり、いろんなことがありました。今はもう感謝しかありません。ロビーにいっぱい花も届いて、自分はそんな人間じゃないのにと思いつつ、ありがたいの一言に尽きます。これからもこのリングに上がって戦う人たちを、お客さん、応援してあげてください。あなたたちの声援を受けて、自分はここまで来れました。それはみんな一緒だと思います。どうか、DDT、そしてリングに上がるすべてのレスラーに声援を送ってあげてください。よろしくお願いします」とあいさつ。さらに動画配信サイトWRESTLE UNIVERSEのカメラに向かって「画面で見てる皆さんもありがとうございました。髙山(善廣)さん、高梨(将弘)さん、みんな待ってますからね。自分も待ってます」と語りかけた。そして「リングの上で生きることはもうできませんが、人生というリング、また一歩一歩前向いて戦っていきます。皆さま、今日は本当にありがとうございました。11年4カ月のプロレス人生、ホントに楽しかったです。お世話になりました。ありがとうございます」とラストメッセージ。最後は引退の10カウントゴングを聞いて、リングを下りた。

     常に対戦する選手、周りのプロレスラーへのリスペクト、心配りを忘れず謙虚。リングを下りたら温厚なナイスガイ。KO-D無差別級王者時代でも率先して裏方の仕事も手伝った。誰からも愛された樋口和貞がDDTのリングに別れを告げた。第二の人生に幸あることを祈りたい。

    武知海青が師・大石真翔を破りシングル初白星! 「KING OF DDT」1回戦で男色ディーノと禁断対決へ

     THE RAMPAGE・武知海青がプロレスのイロハを学んだ、師・大石真翔を破りシングル初白星を挙げた。DDTシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2026」(5・4後楽園で開幕)の1回戦で男色ディーノと禁断の一騎打ちを行うことが決まった。

     これがデビュー14戦目となった武知はシングルマッチは2戦目で、大石とは初対戦となった。大石は腕攻め、足攻め、ヘッドロックと武知の現在の力を確かめるかのように、ベーシックな技で攻めていった。武知がスワンダイブ式フォアアームを狙うも、大石はヒザへの低空ドロップキックで迎撃し、ヒザ十字へ。武知はドロップキック、チョークスラムもカウントは2。大石は必殺のフジヤマ・ニーロックで決めにいくも、武知はとっさの判断でブレーンクローで阻止。最後は新技のBREAK IT DOWN(変型チョークスラム)で3カウントを奪取した。

     試合後、ディーノがリングインし「大石さんに勝ったんだ。もうそろそろいいよね? これはお願いではなく、挑戦ぶち上げでもなく提案です。男色ディーノとシングルやりませんか?」と迫り、武知は「断る理由がないです」と受諾。

     両者ともに「KING OF DDT」にエントリーしていることから、今林久弥GMは同トーナメント1回戦での対戦を決めた。2人は握手を交わし、ディーノが唇を近づけるも武知は指でストップ。武知は「皆さんが思う以上に期待に応えていくんで楽しみにしててください」とマイク。

     そして、武知は「うれしいですね。ついに僕も男色さんの目に留まったんだって」と話し、さらに「大石さんがいなければ、このリングに僕は今立っていないと思うんですよ。でもこうして、いろいろな基礎を教わりながら、ここまで頑張ってこれたのも、大石さんに認めてもらいたいから。大石さんともう一度戦いたいっていう夢があったから続けてこれました。これからもこれで終わりにせずに、ずっとずっと僕の成長を肌と心と体で、すべてで受け止めて感じ取ってください。 あなたの期待をいい意味で裏切れるように、カッコいいレスラーになります。これからもお願いします」と師に感謝の弁を述べ、ガッチリ握手を交わした。

     バックステージで武知は「5年前に教わったことは何一つ忘れてなくて。それがあるから今があるというか。忘れちゃいけないものを、もう一度思い出させてもらったなって。定期的にこうやって師匠とやれる環境もなかなかないと思うので。 僕からもラブコールし続けて定期的にいろんなことを教わって、ダメなところを指導してもらって。立派なレスラーにこれからも育てていただきたいなと思います」とコメント。

     ディーノからのアピールについては「まさかこのタイミングで言われると思ってなかったんですけど。僕はDDTに入った瞬間から、すべてのレスラーの皆さんに尊敬の念を常に持ち続いているので。僕の前に立ってくださったってことは、男色さんの目に入ったってことで間違いないと思うんで。その期待に応えられるように精いっぱい頑張りたいなと思います」と覚悟を決めた。ディーノとの対戦となると、所属事務所が心配する可能性もあるが「先にDDTさんが権利を持っているので 。ここからLDH側と協議を重ねて。カード変更が行われた際にはLDH側がダメだったんだって」と苦笑い。

     武知との対戦が決まったディーノは「もういいでしょ? 試合見てて思ったよ。もういいでしょ? もうDDTにしっかりと入団してもらいます」とニヤリ。THE RAMAGEファンを敵に回す可能性もあるが「全然構わないですよ。ここはDDTだから。敵に回すつもりはないけど、ここはDDTだから。DDTでいつも私がやってることを武知海青にぶち込みます。まあ色気がある子だから、それは私のテンションも上がるでしょうけど。私はいつも通りのDDTで、いつも通りの男色ディーノを武知海青にぶつける」とふだん通りにいくことを明言。そして「心の中では2年間狙っていた?」と問われると「まあ今でもなんだけど、控え室がすごい離れてれてるんです。謎の接触禁止みたいな雰囲気は出されてて。私もアホじゃないから気付いてるよ。接触させられないんだなって。だから、もう今日リング上で言って本人がOKで組まれました」と回答。「リップロックも容赦なくいくか?」と質問されると、「問題はどの私で武知海青をおもてなしするかですよね。今の武知海青をぶつけてくればいいい。私はここまで培った男色ディーノをぶち込んでいく」と語った。

     なお、その他の「KING OF DDT 2026」1回戦(5・4後楽園)の組み合わせが、To-yvs正田壮史、鈴木みのるvs納谷幸男、クリス・ブルックスvs宮脇純太、HARASHIMAvs佐藤大地、青木真也 vsKANON、岡谷英樹vs高鹿佑也、MAOvs須見和馬。

    クリス・ブルックス&HARASHIMAがMAO&KANONを撃破し、KO-Dタッグ王座戴冠! イルシオンが佐々木大輔とのコンビで挑戦表明

     DDTプロレスが4月5日、東京・後楽園ホールで「CHANGE AGE 2026 ~とびきりZENKAIパワー~」を開催した。FANTÔMES DRAMATIC(ファンドラ)のクリス・ブルックス&HARASHIMAが、(S.L.C.)のMAO&KANONを撃破し、KO-Dタッグ王座を戴冠。5・1北海道・札幌サンプラザでDAMNATION T.Aの佐々木大輔&イルシオンが挑むことが決まった。

     王座奪取に燃えるファンドラは奇襲攻撃。KANONがHARASHIMAにチョップ連打。MAOとKANONがダブルのコブラツイストでHARASHIMAを締め上げた。クリスがMAOにミサイルキック、オクトパスストレッチを決めれば、MAOは旋風脚で反撃。KANONがチョップ、HARASHIMAがミドルキックのラリー。HARASHIMAがKANONにファルコンアローから、スワンダイブ式ボディプレス。S.L.C.がHARASHIMAに合体攻撃もカット。HARASHIMAがショートレンジの蒼魔刀、KANONがラリアットもカウントは2。クリスがKANONにパイルドライバー、HARASHIMAが蒼魔刀もカット。ならばとHARASHIMAがスワンダイブ式蒼魔刀をKANONに叩き込んで3カウントを奪った。

     試合後、KO-D10人タッグの5本のベルトを巻いたイルシオンが現れ、「DAMNATION T.A新リーダーのイルシオンです。KO-Dタッグ王座戴冠おめでとうございます。でも2本だろ。こっちは5本巻いてんだ。俺のほうが偉い。おまえらより偉い新リーダーの俺がリーダー権限を使う。そのベルトに挑戦させてもらう。パートナーはカリスマだ。俺たちにその7本目のベルトをよこしたまえ!」とアピール。HARASHIMAは笑顔で「もちろんいいよ」と受諾。現在、佐々木は米国遠征中のため、帰国第1戦となる5・1札幌での王座戦が決定した。

     HARASHIMAは「ファンドラ結成して、タッグは獲りたかった。強いプロレスで向き合って勝てて良かった」、クリスは「次はサッポロ。ササキ、イルシオンから絶対防衛する。そして(4・15後楽園では)KO-D6人タッグもだ!」と怪気炎。

     V5に失敗したKANONは「強かった。負けて悔しいけど、獲って防衛してきた日々はMAOちゃんのおかげだと思ってるから。また獲りにいこう」、MAOは「KO-Dタッグを獲って、目標はKANONの頭のネジを外すことだったから。十分外れたでしょ。外れた結果、上野勇希のKO-D無差別挑戦までいったと思ってるから。タッグベルト獲った意義があった。俺たちどんな組み合わせでもすぐ狙えるから。KING OF DDTも、俺らトップ3狙っちゃおう。DDTのテッペン目指して飛んでやるよ」と前を向いた。

     挑戦が決まったイルシオンは「7本目のベルトを獲得するのはこの俺イルシオンと佐々木大輔。5月1日、覚悟しとけ。カリスマは忙しんだ。米国に行ってて、BEST OF THE SUPER Jr.に出るんだ。そのためにゲン担ぎで7本目のベルト獲ってやる」と不敵に語った。

    飯野雄貴がKO-D無差別級王座前哨戦で王者・上野勇希に激勝!「そのベルト巻いて、DDT最強って証明してやるよ」

     4・15後楽園で上野勇希の持つKO-D無差別級王座に挑戦する飯野雄貴が初の前哨戦で直接勝利を挙げ、王座獲りに弾みをつけた。

     この日、飯野は秋山準、宮脇純太と組み、上野&青木真也&To-yと対戦。奇襲を掛けた飯野はショルダータックルで上野を場外に吹っ飛ばすと、チョップ連打。さらに突っ込んでいくも上野がかわして鉄柱に自爆。飯野と上野はショルダータックル合戦、エルボー打ち合いで火花を散らした。上野がスタンド式シャイニング・ウィザードもフォールは奪えず。上野が投げ捨てジャーマンを見舞えば、飯野はラリアット。上野がドロップキック、WR狙いは飯野が阻止。再度のWRもかわした飯野はカウンターのスピア一閃。すかさず走り込んでのスピアで飯野が3カウントを奪った。

     KO-D無差別級王者からの直接ピンフォール勝ちで、飯野は「上野先輩、いや勇希、久しぶりに負けた感想はどうだ? 15日までもう時間がない。俺がそのベルト巻いて、DDT最強って証明してやるよ」と高笑い。

     飯野は「これが俺が今爆発したいものなんだよ。伝わったか? もう時間がない。10日しかない。1日1日、その場その場を大事にしなきゃいけないんだよ。だから今日全力。常に全力だよ」と意気上がった。上野は「もう一人のユウキの言うことが意味分からなくても届いてくるものあるよ。雄貴、未来は俺の手のなかにあるけど、ユウキが2人揃って広げていこうよ」と話した。
  • ダークマッチ 15分一本勝負

  • 6分12秒

    体固め

    ※プロトボム
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 第二試合 30分一本勝負

  • 第三試合 30分一本勝負

  • DAMNATION T.AvsSTRANGE LOVE CONNECTION!

    8分27秒

    体固め

    ※世界一のバックドロップ
  • 第四試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    10分59秒

    片エビ固め

    ※スピア
  • 4・15後楽園でのKO-D無差別戦を前に、挑戦者・飯野が王者・上野を真っ向撃破!「ベルトを俺が巻いて、DDT最強ってことを証明してやるよ!」(飯野)

  • 第五試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    9分46秒

    エビ固め

    ※BREAK IT DOWN
  • 武知が師匠・大石から新技“BREAK IT DOWN”で白星! ディーノが登場し対戦要求、5月4日後楽園の「KING OF DDT 2026」トーナメント1回戦での対戦が電撃決定!

  • セミファイナル 60分一本勝負

  • KO-Dタッグ選手権試合

    12分26秒

    体固め

    ※スワンダイブ式蒼魔刀。MAO組が5度目の防衛に失敗、クリス組が第89代王者組となる。
  • 盤石の王者組・MAO&KANONからクリス&HARASHIMAがKO-Dタッグ王座を奪取! イルシオンが挑戦表明、パートナーは現在海外遠征中の佐々木! 佐々木の帰国第一戦となる5月1日札幌大会でのタイトルマッチが決定!

  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ~ハリマオラストマッチ

    VS

    VS

    19分56秒

    エビ固め

    ※炎掌
  • 樋口和貞引退セレモニー

  • 魂の炎掌で石田が樋口に捧げる激勝! KONOSUKE TAKESHITA、火野裕士、石川修司、さらにはEruptionの盟友・坂口征夫さん、赤井沙希さんなどから花束贈呈! 岡谷がEruptionのガウンを樋口へと返し握手!

  • 樋口が最後のマイクで感謝のメッセージ「11年4カ月のプロレス人生、本当に楽しかったです! お世話になりました!」そして10カウントゴング、樋口のプロレスラー人生に幕。

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